以前、国税庁の年末調整控除申告書作成用ソフトって使えなくない?・・と書きましたが。
現時点では従業員さんに「PCのMicrosoft Store版」か「スマホアプリ」を使って「紙で印刷(PDFとか)して貰ったものを送って・・」が良いと思われます。それならそれなりに使えるし、今後を見据えて慣れておくのも良いかと。
国税庁が作成配布始めた「年末調整控除申告書作成用ソフト」ですが。
ベータ版の時から見ているのですが、今は正式版1.1.2だそうで。
https://www.nta.go.jp/users/gensen/nenmatsu/nencho.htm#soft_dl
これはインストールの敷居が高い。
何故かというとWindowsPC版のファイルを展開すると出てくるのが「CordovaApp.Windows10_1.1.2.0_x64_Test」と言うフォルダって時点でTest?って不安になるし。
インストール手順PDFを見てみると「[開発者モード]をクリックします」などと書いてある。
私はベータ版の時点でインストールなど試しているので「そういうものか?」と思って動作確認していましたが。
正式版になってもこの状態って繰り返しますが、敷居が高くないかね?
スマホアプリの「令和2年版 年末調整控除申告書作成用・・・ (国税庁)」とMicrosoft Store版のアプリはインストールが簡単なので。
下記のことを考慮すると、アプリ版で従業員さんに作成して貰ったものを、紙で印刷して(あるいはPDF出力して)会社に送って貰うのが現実的です。
- 従業員さんに紙で渡して書いて貰うと書き方が分からないと白紙提出されることがあるが、アプリは入力誘導されて入力すれば用紙記入が済んでしまう
- 従業員にデータで送って貰っても読み込める給与ソフトが出そろっていないので、データで会社に送られても内容確認できない
なお、マイナポータル連携とか使おうと思うと現状のアプリ版ではできないことがあるとサポートデスクでは確認しましたが・・皆さんそこまで要求してないことが殆どでしょうから・・。